本日は、福山市で自己破産後に住宅ローンを申し込もうとされている方向けに書いてみたいと思います。
自己破産をした人は、通常銀行からは圧倒的な低評価を受けます。
基本的には、自己破産した人は10年間は官報に載るので、その期間は住宅ローンを組むことは難しいとされています。
少しでも審査に通過する確率を高めたいのであれば「属性」を高める必要があります。
属性とは「勤務先」「勤続年数」「家族構成」などの要素を総称したもの。
勤め先が大手企業だったり、勤続年数が5年以上あったりすると属性が一気に高まります。
大企業に長年勤めていたりすると「自己破産をした」という事実を跳ね返すほどの効果があるのかもしれません。
しかし勤務先や勤続年数などの属性は、なかなか変えられないものです。
もっと誰でもできるような「属性」を高める方法がないかと思っている人もいるはずです。
ではそこまで誰でもできるうえに、バツグンに「属性」を挙げてくれる技を紹介しましょう。
「頭金」を用意することです。
頭金を準備している人は、銀行からすると「計画的で返済能力が高い人」と見られています。
住宅ローンにおける頭金は、通常300万円以上。
これほどのお金を準備するには、長期的な貯蓄をする必要があります。
長期的な貯蓄は難しいものだと、銀行は理解しているので高い評価をしてくれるのです。
もし頭金を300万円以上用意できるのであれば、あなたの属性は大幅に高まり、審査に大きなプラス要素をもたらしてくれるでしょう。
実際に私の経験上でも、頭金なしでは審査に落ちていた人が300万円ほどの頭金を用意することで別の銀行では審査を通過したことが何度かあります。
ちなみに頭金を準備する方法は、何も自分で貯蓄するだけではありません。
親や祖父母から支援を受けることでも可能です。
自分で貯めるのと同じように属性を高める事ができるでしょう。
一般的に親や祖父母から大きなお金を受け取ると「贈与税」が課税されますが、住宅ローンの頭金のためにもらうお金なら非課税になりますのでご安心を。
また、自己破産をした後の住宅ローンは、審査が厳しい銀行だとすぐに否決されてしまいます。
審査を突破したいのであれば、審査が甘い銀行に申し込みする他ありません。
ただ、銀行は審査基準を明確に開示していないので、審査が甘いと完全に告知している住宅ローンは正直いってないです。
しかし長い間、多くの住宅ローン審査を通してきた私の経験から言いますと、明らかに他の銀行よりも「審査が甘い」と感じる住宅ローンがあります。
事実、自己破産後から10年経っていない人が「ある住宅ローン」には無事に通過したのを見て来ています。
他の銀行の住宅ローンは軒並み否決になったのにも関わらず・・・です。
最後に、事前審査では自己破産をした金融機関とは無関係な銀行から申し込みをするようにしましょう。
ちなみに銀行にはグループ会社があるので、仮にA銀行のローンを過去に自己破産したのであれば、A銀行のグループ銀行はすべて否決になるはずです。
ですので、グループ会社を把握した上で事前審査を出すことをおススメします。
そういったことが調べてもわらないといわれる方は、当事務所の2時間無料相談におこしくださいませ。
そのあたりの対策を詳しくお話しさせていただきます。