【借入金は全額完済しないといけないのか?】
住宅ローンの審査をする際に他の借り入れ状況を確認します。
オートローンやショッピングの分割払、キャッシングなどです。
よく勘違いしているのは、他の借り入れを返さないと住宅ローンが借りられないと思っている人がいます。
営業マンでも借り入れを完済してくださいと指示している営業マンがいる。
とりあえず「完済」は間違いです。
むやみに完済してしまうと、もしかしたら住宅ローンが最大で5年間ほど借りれなくなってしまう事もある。
なので戦略なしで完済は絶対NGなのです。
まずは、住宅ローンの審査をする際の他の借り入れをどうするのかという事を考えなければなりません。
全員が完済したほうが良いわけではなく完済した方が良い人としなくても良い人に分かれます。
どういう事かというと、他の借り入れを残したままでも希望の借入額を借りれるのであれば残しておいても良いし、他の借り入れがある事によって希望の借入額が借りれないのであれば完済した方が良い。
という事です。
例えばオートローンを毎月40,000円払っているとします
銀行によって違いますが、A銀行ではオートローンを残しておくと借入額が900万円減額されますが、B銀行では1000万円減額される・・・
銀行によって減額される額が違います。
融資上限金額が減らされても借り入れ希望額に到達するのであれば他の借り入れは残しておいても問題はありません。
逆に希望額まで借りられない・・・となるのであれば他の借り入れを完済する必要があります。
この様に住宅ローンを借りる際に何でもかんでも他の借り入れを完済する必要は無いのです。
必要に応じて対応すれば良い。
覚えておきましょう。