業務日記

広島市で住宅ローンの支払いが厳しい時の対処法と再建策｜延滞前にできる現実的な選択肢

2025.10.23 / 最終更新日：2025.10.22

広島市で住宅ローンの支払いが厳しい時の対処法と再建策

物価上昇・ローン金利・教育費などの負担で、住宅ローンの支払いが厳しくなったという相談が、広島市でも増えています。「延滞したらどうなるのか」「自己破産しかないのか」と不安を抱える方も多いですが、実は延滞前に動けば選択肢は残っています。

延滞すると何が起こるのか？

住宅ローンを延滞すると、まず信用情報（CIC・JICC）に「異動情報」として登録されます。この記録がつくと、5年間は新たなローンや借り換え審査がほぼ通らなくなります。また、延滞が長引くと金融機関から期限の利益喪失通知が届き、最終的には差押え・競売のリスクも発生します。だからこそ、延滞前の相談が命綱です。

支払いが厳しい時にまずやるべき3つのこと

1️⃣ 家計を見直し、「何が原因か」を整理する
収入減・教育費・多重債務など、要因を明確にすることで対策が変わります。漠然と「きつい」ままだと、打ち手が遅れます。

2️⃣ 延滞前に金融機関へ相談する
返済条件変更（リスケジュール）を検討してもらえる場合もあります。ただし、信用情報に履歴が残ることもあるため、慎重に判断が必要です。

3️⃣ おまとめ住宅ローン診断を受ける
複数の借金を住宅ローンにまとめることで月々の支払いを減らすことができます。これが、延滞前に動いた人の再建パターンの王道です。

実例：広島市在住・50代男性、支払い限界から月12万円減額へ

Dさん（52歳・会社員）は、住宅ローン残高2,100万円に加え、借金5社・合計580万円を抱えていました。月々の支払いは計22万円。ボーナス返済が重なり、延滞寸前に。トムソーヤのおまとめ住宅ローン診断を受け、借入を一本化。返済期間を再設定することで、毎月22万円→10万円に減額。家を守りながら生活と信用を再建することができました。

延滞前に相談した人の承認率は85％

延滞してから動くと審査は通りませんが、延滞前なら承認率85％という実績があります。トムソーヤがこれまで扱った相談件数800件超のうち、多くの方が「延滞する前に動いた」ことで再建に成功しました。つまり、早ければ早いほど再建のチャンスは広がります。

自己破産ではなく「再建」という選択肢

弁護士に相談すれば「債務整理」や「自己破産」を勧められるケースが多いですが、それでは家を失うリスクが高くなります。一方でおまとめ住宅ローンは、住宅を担保にすることで低金利融資が可能。さらに費用は融資に含められるため、自己資金0円スタートで再建できます。まさに“家を守りながら生活を立て直す”唯一の現実的な方法です。