さて本日は、
『借金があっても住宅ローンは借りられる?』と題してお伝えしてみたいと思います。
審査で見られる重要なポイントは2つ
家を購入する際には、物件選びに時間を費やしますが、実は購入する物件が決まった後にもクリアしなければならない「壁」がもう一つあります。
それは「住宅ローン審査」。せっかく気に入った物件が見つかったとしても、銀行からお金を融資してもらえなければ、マイホームを手に入れるのも難しくなります。
そしてこの時に気になるのが「今抱えている借金」でしょう。
では借金がある状態では、住宅ローンを組むことができないのでしょうか?
ズバリ借金があっても住宅ローンの審査は通るのか?です。
結論から言うと、借金があっても住宅ローンを借りることは可能です!!。但し、必ず借りられるというわけではなく以下の2点によって変わってきます。
1、借金の額
まず重要なことは、現在ある借金の「額」です。
住宅ローンの審査において貸す側の金融機関は、その人の「年収に対する借金の割合」を重要視する傾向にあります。一般的には年収に占める返済負担率が、最低でも30%以下でないと住宅ローンが組めない可能性が出てきます。
例えば、年収500万円の人であれば、30%の150万円が住宅ローンも含めた年間の借金返済額の上限となります。この数値を超える借金を抱えている場合は、まずこの借金を完済することを考えなければなりません。
2、借金の種類
住宅ローンの審査用紙には、現在いくらの借金「残高」があるのか、その詳細を記入することになります。この際記入するのは借金の金額だけではなく、借入先やその用途などまで細かく記載しなければなりません。
銀行側は、「いくら借りているのか」だけではなく「何のために借りているのか」についても細かくチェックします。
例えば、マイカーローンや教育ローンなどであれば、印象は悪くないのですが、使途不明な多額のキャッシングがあったり、消費者金融などから多額の借金があると住宅ローンが組めない可能性が出てきます。最近ではスマートホンの料金延滞でも審査に関わって来ます。
このように、借金があっても住宅ローンが組めるかどうかは、借金の額・借入先・用途などから総合的に判断されるのです。
「税金」の滞納があっても住宅ローンは組めるの?
税金を滞納している場合、住宅ローン審査に影響します。日本において最も支払いを優先されるのが「税金」。そのため、銀行側は税金滞納者に融資してしまうと、万が一返済が滞った場合に、銀行よりも税金の方が優先されてしまうため、銀行としては貸し倒れリスクが非常に高くなり、住宅ローンが組みにくくなるのです。
審査用紙に借金を書かなければバレない!?
もしも住宅ローンの審査用紙に、現在ある借金や税金の滞納を正直に申告しなかった場合はどうなるのでしょうか。銀行では住宅ローンの申請時に指定信用情報機関という組織に加盟しており、そこに登録されている個人の借入情報等を照会することができるようになっているので隠し通すことはできません。必ずバレますので正直に記入しましょう。
また、税金の滞納についても、サラリーマン以外の人(自営業の方)は正式審査時に提出を求められる「納税証明書」で判明してしまいます。
今現在の借金が多く、住宅ローンが組めるかどうか微妙なラインの場合、一番良いのはまず既存の借金を先に返すことです。なぜなら、銀行が住宅ローンを貸さないと判断するような場合は、仮に貸してもらえたとしても、返済が苦しくなって破綻してしまう可能性が高いということでもあるからです。まずは焦らずに既存の借金を完済してから再度申し込むというのがセオリーです。
でも、そうは言っても『まず既存の借り入れが一括で返せないから住宅ローンが組めないと悩んでいるんだ!』とおっしゃる方はあきらめることなかれ、当事務所に一度ご相談ください。
そのような方向けにいくつかの解決策がありますので、2時間無料の個別相談でお話しさせていただきます。
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福山住宅ローン審査対策相談室